t

t
t

2011年10月22日土曜日

Thich Nhat Hanh and Health@Google


9月にアメリカのGoogle社がタイを招待しGoogleの社員達へ法話をした動画がアップされました(字幕はついてません)3時間を超えるビデオですが、さすがグーグル、ものすごい高画像です。

2011年10月19日水曜日

5つのマインドフルネストレーニング


マインドフルネスの実践のうえでとても重要な教えです。

皆さんも日々この5つを心にとめましょう。


【5つのマインドフルネス・トレーニング】

5つのマインドフルネス・トレーニングには、仏教のグローバルな精神性と倫理性が現れています。ブッダの教えの「四聖諦」と「八正道」は、正しい理解と真の愛の具体的な表現であり、これらは自分と世の中を癒し、変容、幸福へと導いてくれます。5つのマインドフルネス・トレーニングを実践することは、インタービーイング(相互共存)、または「正見」への洞察を深めることであり、差別心、不寛容、恐怖、絶望感が取り除かれていきます。5つのマインドフルネス・トレーニングに従って生きていけば、すでに菩薩の道を歩んでいることになります。正しい道にいることを自覚すれば、今の生活の混乱や、将来の不安から自分を見失わずに済みます。

いのちへの敬意と慈しみ

 生命の破壊による苦しみに気づき、インタービーイング(相互共存)への理解を深め、思いやりの心を育み、人間、動物、植物、鉱物のいのちの守り方を身につけます。考え方、または生き方として、自ら殺さず、他者にも殺させず、世の中のどのような殺害行為をも容認しないと決心します。いのちを害する言動は、怒り、恐れ、欲望、偏狭な心より生じ、深く見つめればそのような言動は、善悪や自分と他者を差別するような二元的な考え方に基づいていることがわかります。自分の心の内と外の世界に存在する暴力、狂信的な考え、独善的な態度を変容するため、寛容さ、差別のない心、執着のない心を培います。

真の幸せ

 社会の不正行為、搾取、抑圧による苦しみに気づき、自らの行為、言葉、心(身口意)を寛大にするよう実践します。他人のものを盗まず、所有せず、自分の時間とエネルギーと物質的資源を必要としている人びとと分かち合います。物事をしっかり観察する訓練を実践し、人の幸せと苦しみは、自分の幸せと苦しみでもあり、他者への理解と思いやりなしには本当の意味では幸せになれないことを理解します。富、名誉、権力、肉体的快楽の追求は苦しみと絶望をもたらします。幸せは自分の心のありようで、外的な条件によるものではなく、自分にはすでに充分すぎるほどの幸せの条件が備わっているということを心に刻み込んでおけば、今、この瞬間の幸せを充分に味わうことができます。正しい生活の糧によって暮らしを営み(正命)、生き物の苦しみと地球温暖化、環境破壊の進行を軽減するよう努めます。

真実の愛

 性的な過ちによる苦しみに気づき、責任感を育み、個人、パートナー、家族、社会の安全と誠実さを守る方法を身につけます。性欲は愛ではなく、衝動に駆られた性的関係は必ずお互いを傷つけあうことになると心得、真実の愛のない、家族や友人に知られたくない一時的な性的関係は持たないと心に決めます。子供たちを性的虐待から守り、また、性的な過ちによってパートナーや家族との関係が破壊されないよう努めます。心と身体はひとつであることを理解し、自分の性的エネルギーの管理方法を身につけます。自分と他者をより幸せにできるよう、真実の愛の四つの要素、やさしさ、思いやり、喜び、差別のない心を培います。真実の愛により私たちは美しい未来へと続いていきます。

思いやりを持って話す、心を込めて深く聴く

 無頓着な発言、話をきちんと聴くことができないために発する苦しみに気づき、思いやりを持って話し、心を込めて深く聴くよう心がけます。そうすることで、自分と周りの人びと、そして、異なる人種、宗教、国家の間の苦しみを和らげ、和解と平和を促すよう努めます。言葉は人を幸せにすることも苦しませることもできることを心にとめ、信頼感、喜び、希望を育む言葉を用いて真実を語ります。自分が怒っていることに気づいたら、口を開きません。マインドフルな呼吸と歩みに戻り、自分の中の怒りをしっかりと受け止め、よく見つめます。怒りの根源は自分の思い違いや、自分と他者の苦しみの理解不足であり得ることを心にとめておきます。自分や他者の苦しみを変容し、難しい状況から抜け出られるような話し方、深く聴く方法を身につけます。噂話や葛藤を引き起こすような言葉を慎みます。愛と喜び、理解力、差別のない心を養い、心の奥底にある怒り、暴力、恐れを徐々に変容するよう正しく精進します。

心と身体の養いと癒し

 無自覚な消費による苦しみに気づき、自分、家族、社会の心と体の健康を養うため、マインドフルな飲食と消費を心がけます。人は食べ物だけでなく、感覚、意志、意識から得る4つの栄養(四食)から成り立っていることを理解し、自分がそれらをどのように摂取しているかを深く見つめることを身につけます。ギャンブル、飲酒、薬物、または有害無益なインターネットのサイト、電子ゲーム、テレビ番組、映画、雑誌、本や会話を控えます。過去への悲しみや後悔、または、今、心が欲望や悩みや心配事に囚われていると気づいたら、即、心と身の回りに存在する様々な健康的なものに意識を転換するよう練習します。寂しさや不安、その他の苦悩を紛らわすために消費に没頭しないよう気をつけます。インタービーイングを深く理解し、自分の心と体、そして、家族、社会、地球の集合意識の健康と幸福と平和を保てるように消費するよう心がけます。

2011年10月17日月曜日

11/6(日)「気づきの日」@ゆとり家


ゆとり家の第4回【気づきの日】~ "A day of mindfulness"~11月のお誘いです。

◆日時:2011年11月6日(日)10:00am~5:00pm(季節により30分繰り上げました)ヴェトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンが教えている方法に習って開催されてい
る、マインドフル(気づき)の瞑想会の1日版@丹沢の里山です。自然の中で過ごしながら〈今ここ〉を楽しみ、微笑み、呼吸すること、歩くこと、食べる・飲む、五感を味わう、深く聴き・話すことなど、すべてを瞑想として行います。毎回新しい顔・なじみの顔があり、会は深まってきています。また、季節によって変化する周りの自然も瞑想の楽しみです。

◆スケジュール*内容:トータル・リラクゼーション/歩く瞑想(雨天の場合は傘をさして)/プラムビレッジの歌/ダーマシェアリング(分かち合い)/坐る瞑想/ティク・ナット・ハンのビデオ等。
*場所:神奈川県伊勢原市善波 309-4 「ゆとり家」
*アクセス:http://yutoriya.net/sitemap.aspx
*小田急線急行で新宿より1時間ほど「鶴巻温泉駅」下車:バスと徒歩で約10分//徒歩で約25分//タクシーで約5分(約800円)//車でもOK(駐車スペースあり・お申し込み時にお伝えください):詳しくは上記サイトをご覧ください。
*バスの場合、10:00amの開催に間に合うバスは9:37分発です。駅の北口2番乗り場、伊勢原駅北口行き「坪ノ内」下車です。

◆持ち物:お昼用の菜食のお弁当(なるべく菜食で~具体的にはお問い合わせください)。お茶は用意しますが、それぞれ好みの飲み物があったらどうぞ。森を歩く、屋外で活動することを予定しています。動きやすい服装や運動靴、帽子など。雨天時は傘をさして歩く瞑想をします。寒くなってきたので、とくに坐る・横たわるときの「防寒」の用意。名刺や催しのチラシなど持ってくると交流にいいでしょう。(注意:今回お茶菓子の持ち寄りはいりません)

◆案内人:中島直人(予定)・島田啓介(ゆとり家)その他のサンガメンバー
※子供連れ可。託児はありませんが、年齢に関わらず参加できる瞑想会です。ゆとり家には1歳3か月の男の子がいます。※外国人参加者がいる場合、英語通訳も入ります。(For English speakers: For details, please ask email sender)

◆参加費:¥1000-以上の献金をお願いします。この献金は、会場費 > サンガ運営費> プラムビレッジへの献金等にあてられます。
※終了後、近くのレストランで夕食を食べながら交流しましょう。ぜひご参加くださ
い。

◆予約:氏名/人数をお知らせください/定員は約20名です。予約が早く埋まってしまう可能性もありますので、お早めにどうぞ。

◆予約・問い合わせは下記まで。Dah-san島田啓介
ks★peace.email.ne.jp (★を@に変えて送信してください)

**お願い:当日受付他のお手伝いをして頂ける方はお申し出下さい。

★今後も毎月ゆとり家での「気づきの日」を行いますが、お申し込みは各月の瞑想会直後のメールに御返信下さい。

ゆとり家のHPはこちら>>>

2011年10月14日金曜日

10/16(日)青空サンガ@明治神宮

こんにちは。
関東方面サンガの中島直人です。
"Smile. This is a wonderful moment!" (^^)
明治神宮の芝生広場に集う「青空サンガ」のお知らせです。
最近ふとしたきっかけで始まり、今回で第五回目。
いつも比較的少人数の輪でゆったりと開いてます。
野外の「サンガの集い」は暖かい季節限定なので、いつまで出来るでしょうか?
ここの広い敷地にはいつも人が少なく、芝生広場や森の中で歩く瞑想がとてもやり易く貴重なスポットです☆
経験に関わらずタイ(ティク・ナット・ハン氏)の瞑想に興味のある方の為の集いです。
プラムビレッジスタイルのプラクティス(実践)はとてもシンプルなので初めての方でもお気軽にどうぞ。
緑と空の美しさの中、思う存分呼吸をしながら~歩く瞑想/座る瞑想/プラムビレッジの唄/食の瞑想/ダーマシェアリング等、野外で出来るプラクテイスをたっぷり楽しみましょう。(プラムビレッジ体験者をはじめ、実践の仲間がガイドします)

◆2011/10/16(日)11am~3pm

<予定>
11am - 12pm:ピクニック
12pm - 1pm :プラムビレッジスタイルでランチ~鐘を招き、ガータを読み、昼食の最初の20分程は聖なる沈黙~その後はピクニック!
1pm ー 3pm: プラクティス
◆明治神宮宝物殿の前に広がる芝生広場
(目印:赤い手ぬぐい)
◆当日突然参加もOKですが、来る予定の方はご一報下さい。
plumvillagetokyo★gmail.com(★を@に変えて送信してください)
◆参加費はありませんが「ご自由献金袋」を置きます。ドネーション希望の方はぜひどうぞ(今後のサンガの活動の為にプールします)
◆当日の連絡は携帯まで:maluna★wm.pdx.ne.jp(★を@に変えて送信してください)
◆雨天中止
◆【要持参】敷物(ゴザ、ヨガマット等)/クッション/飲み物/お弁当/微笑み☆
◆【持参お勧め】お菓子/お好きなタイの言葉。
◆【サンガに持参する座布】
~これが結構大事です。やはり楽で安定した姿勢が取れないと身体にも負担だし、気持よく「座る瞑想」が出来ません。本格的な禅の座布を持参する方も居ますが、工夫してぜひある程度の高さのクッションになるものをお持ち下さい。

東京サンガ すもも村 ブログ、スタート!

当ブログでは、関東近郊のサンガの皆さまへ、
プラクティスの集まりなどの情報を発信していきます。
情報は随時アップしていきますので、
ご都合のつく方は是非、ご参加くださいませ。

●「東京サンガ☆すもも村」連絡/問合せ先
plumvillagetokyo★gmail.com
(★を@に替えてお送り下さい)
●「青空サンガ」当日問合せ先
 maluna★wm.pdx.ne.jp
(★を@に替えてお送り下さい)

【東京サンガ すもも村の師、ティク・ナット・ハン氏について】
1926年ベトナムに生まれる。詩人、禅僧。1960年代、ベトナム戦争に苦悩する民衆を助ける活動を続けてたタイ(ティク・ナット・ハンの愛称。ベトナム語で先生の意)は政府側にも反政府側にも付かぬ為、国外追放となってしまいます。
はからずとも欧米での生活、活動を余儀なくされた彼は
その後フランスを拠点にアメリカ、ヨーロッパ等で現在まで禅を伝え続ける運命となります。
彼の非暴力の活動・思想・メッセージはアメリカの盟友、公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キングJr.牧師にも大きな影響を与え、今なお世界中で平和のアイコンの1人として慕われています。
ブッダの教えの本質を噛み砕きシンプルに現代の人に伝える表現力には非凡なる詩人の感性が発揮されていて、観念や概念に陥りがちな仏教を判り易く人生に日々活かせる具体的な方法として伝えています。
最後の来日は1995年。16年ぶりの2011年の来日は東北関東大震災の影響を受けて中止となりました。
2011年、85歳の現在も弟子達と世界中を飛び回り、欧米、アジア各国で勢力的にリトリート(5日間の合宿)を開き、ブッダの生きる智慧~マインドフルを実践する方法を具体的に紹介。人種・年齢を超えて毎回数千人単位の参加者はその実践によって「内なる平和」へ歩み出して行きます。

【プラムビレッジについて】
1982年に出来た、ティク・ナット・ハン氏が多くの弟子達(シスター/ブラザー達)と暮らす風光明媚な南フランスの僧院。一年を通して多くのリトリートが開かれており、世界中からマインドフルネスの実践を学びに老若男女が集まります。現在プラムビレッジは各ハムレット(村の意)に別れ、Upper Hamlet / Lower Hamlet / New Hamlet / Middle Hamlet
のそれぞれにブラザー、シスター達が別れて暮らしています。

プラムビレッジのweb siteはこちら>>>